第62歩:「鼻呼吸」で息をしよう!!
寝ている時は特に、鼻呼吸を意識しよう
皆さん、寝ている時はちゃんと鼻呼吸を意識していますか??
口呼吸の人もいるかと思いますが、鼻呼吸のほうが、健康効果が高いことをお伝え出来ればと思います。
「口呼吸は万病のもと?」とも言われています。
呼吸をするときは、鼻からか口から、私たちは酸素を取り込んでいます。
口からはそのまま空気を吸い込み、気道に通り、肺に行きます。口には、防御機能がないと考えられ、空気中の遺物などがそのまま肺に入る可能性があります。
それに対して、鼻呼吸では、鼻毛、繊毛や粘液で、異物を除去する防御機能が働き、空気中の異物が肺に入らないように予防策をとることが出来ます。
また
口呼吸することで、口の中が乾燥してしまい、口の中の細菌などが、悪さをして喉の痛みや扁桃腺の炎症につながる可能性も出てきます。
またさらに、鼻呼吸することで、副鼻腔から放出される一酸化窒素を有効活用できます。
一酸化窒素は殺菌効果があり、気道を清浄に保ち、病原体などを身体から守る作用があります。
以上のように、鼻呼吸には、肺に病原菌などを運ぶのを防いだりして、風邪や肺炎などの予防につながり、健康維持効果が高いと考えられます。
(参考文献:稲富:息することは生きること〜良い呼吸で健康づくり〜)
さらに
一酸化窒素によって、全身の血管が拡張して血流が改善する効果が期待されています。
皆さんも、今回の記事を読んでくださって、鼻呼吸の凄さを分かって頂けたかと思います。
私も出来るだけ鼻呼吸を心掛けるようにしています。
特に冬場やエアコンが効いている夏場では、夜間就寝中に口呼吸なら口の中が乾燥しやすくなり、それがキッカケで咳や喉の痛み、風邪につながる可能性もあるかと思います。
それでは皆さんの健康レベルが少しでも上がっていきますように!
鼻呼吸を意識して!!