第30歩:ちょうどいい運動と心拍数
自分にとって、ちょうどいい運動はどんな程度なのかが、心拍数でわかることが出来ます。
心拍数計!
最近はアップルウォッチやスマートウォッチで心拍数をタイムリーに測定してくれます。
その心拍数計で、運動の強さ(運動強度)が適切かどうかを測定することが出来ます。
普段、運動習慣がある人ならご存知だと思いますが、久しぶりに張り切って、運動をしようと考えている方は、強すぎる運動(運動強度が高い)は身体に負担が大きいので、注意が必要ですー
大体、人間の正常心拍数は1分間で60−100回くらいと言われていますが、最大心拍数は
次の計算式で出すことが出来ます。
最大心拍数は、「最大心拍数=220-年齢」で一般的に求めることができます。高齢者の場合は、「最大心拍数=207-(年齢×0.7)」の式を用いる方法もあります。
最大心拍数の目安は、20歳代で190、30歳代で185、40歳代で175、50歳代で165、60歳代で155と報告されています(参考:スポーツによる健康つくり健康カルテ)
その最大心拍数に60から70%を掛け算した心拍数が自分にとって適切な強さ(適度な運動強度)といえます。
(だいたい、60−70%がやや楽からややきつい運動の範囲となるようです)
ですから、20歳代で114〜133
30歳代で111〜130
40歳代で105〜122
50歳代で99〜115
60歳代で93〜109くらいになります。
(最大心拍数に0.6〜0.7を掛け算した数値)
それ以上に心拍数が上がれば、運動の内容が強い(運動強度が高い)と判断されます。自分にとってしんどい内容になります。
その時は、少し運動の内容を下げた方が良いとなります。
久しぶりに運動をする人は心拍数計にて。安全に、身体に負担が少ない内容の運動から始めていきましょう。
同じ内容でも、運動習慣をつけることで、心拍数も慣れて、下がる傾向にあるようです。
身体が運動に慣れて、強くなっていると考えられます。
それでは、皆さんが安全に運動を始めるためのワンポイントアドバイスをお伝えしました。
私も運動時には装置していて。あまり心拍数が高くならないように注意しながら、運動をしています。
運動を習慣にして、健康で元気な身体を手に入れましょう!