医食同源という言葉を考える!!
医食同源という言葉の意味を考える!!
医食同源(いしょくどうげん)という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
この言葉の意味は、日常の食事が私たちの身体を作っていて、それによって健康にもなり、不健康になってしまう可能性があるということで、食事も医療や治療のうちの一つですよという意味となります。
例えば、糖尿病の治療のメインの一つはお薬の治療となりますが、そのほかには運動治療や食事治療があります。
その食事治療では、甘いものを控えた食事がメインで、血糖値を上げないような食事内容が含まれています。詳しい治療内容は担当医や栄養士さんの指示のもとに、治療が行われることになります。
このように、治療の一つが食事内容となっていて、まさに日常食べるもの、食べる内容が治療の一つとなります。
まさに、食事と医療(治療)は同じ意味となります。医食が同じ意味(同源)となり、医食同源と言えるでしょう。
医食同源という言葉は、1972年 臨床医であった新居裕久先生が発表された言葉であり、先生は「薬 (生薬)も食も同じ源、日常の食事で病気を予防、治療しましょう」 と言いたくて、この言葉を思いついたと述べられています。(NPO法人 西東京臨床糖尿病研究会 )
私たちも、現在の世の中は美味しくて、甘いものが多いですが、そのようなものばかり食べるのではなく、毎日の食事が自分の身体を健康にしてくれるのだ、ということを忘れずに、日々の食事をとっていきたいですね。
それでは、今回と『医食同源』(いしょくどうげん)という言葉をご紹介しました。
私も含めて、皆さんの身体が健康で過ごせることを祈願して!!